都於郡歴史館について

当館の概要

 都於郡歴史館は、日向伊東氏の居城である国指定史跡「都於郡城跡」、本市出身で天正遣欧少年使節正使である「伊東マンショ」、都於郡城跡北側の奈良瀬坂(ならせざか)から下顎骨(かがくこつ)の化石が発見された「ナウマンゾウ」を3大コンセプトとした歴史展示施設です。都於郡地区に遺されてきた貴重な文化資源を紹介する施設として、令和6年6月2日より開館いたしました。
 当館では、3大コンセプトに基づいた各展示コーナーや伊東マンショの生涯を学ぶことのできるシアタールーム、市内の史跡や観光情報を知ることができる西都市のみどころコーナー、市民の自発的な文化発信を支援する企画展示コーナーなどがあります。
 ぜひ、当館にお越しいただき、西都市や都於郡地区の魅力に触れてください。

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都於郡歴史館・入口外観

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展示室内観

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都於郡城への招待

 当展示コーナーでは、中世日向国の大部分を支配した伊東氏一族と、伊東氏の領国支配の本拠地である「都於郡城」について解説・展示を行っています。鹿児島国際大学短期大学部の名誉教授でありました故・三木靖氏の「都於郡城跡想像復元図」をもとに製作された都於郡城跡模型や、都於郡城跡において実施された発掘調査時の出土品、史跡の航空写真等をご覧いただけます。

tonokorijo1.jpg「都於郡城への招待」展示コーナー

diorama.jpg都於郡城跡模型


tonokorijopottery.JPG都於郡城跡出土品・土師器類

tonokorijocelamics.JPG都於郡城跡出土品・貿易陶磁類

伊東マンショの生涯

 当展示コーナーでは、都於郡出身とされ、天正遣欧少年使節の一人としてヨーロッパに渡り、帰国後もキリスト教布教に尽力した「伊東マンショ」の展示解説を行っています。少年使節が海を渡ってヨーロッパに到達し、教皇に謁見して帰国するまでの行程や、マンショたちが触れ、日本に持ち帰った南蛮文化について学ぶことができます。
 また、シアタールームでは、伊東マンショの生涯を学べる映像をご覧いただけます。

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「伊東マンショの生涯」展示コーナー

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南蛮船模型

theaterroom.JPGシアタールーム(「伊東マンショ物語」約13分)

ナウマンゾウの発見

 当展示コーナーでは、都於郡地区・奈良瀬坂にて発見されたナウマンゾウの化石を展示しています。本資料は、1964(昭和39)年に妻高校郷土史研究部(顧問:旭吉法耿(ひよしほうこう)教諭)を主体とする発掘調査において発見されたものです。発見当時としては、南九州における初めての確認例でした。

Naumannzou.JPG「ナウマンゾウの発見」展示コーナー

開館情報

 〇開館時間:午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)

 〇休 館 日:月曜日、祝日(文化の日は開館)
       ※月曜日が祝日の場合、翌火曜日も休館、
       年末年始(12月28日から翌年1月3日まで)

 〇所 在 地:〒881-0104 西都市大字鹿野田11365-1

        神楽酒造株式会社西都工場 西の都アグリ館1階

 〇入 館 料:
無料

 
〇問い合せ先(直通):0983-32-5755

地図・アクセス

○自家用車
 1 東九州自動車道「西都IC」を下り、「インター入口」右折、国道219号へ向かう。
 2 国道219号→「四日市」交差点を左折し、県道18号線へ。
 3 県道324号との交差点を右折し、「霧島」交差点を左折。「西の都アグリ館」看板を右折。
 4 「都於郡歴史館」看板を右折し、「神楽酒造株式会社 西都工場」内へ。(入って右側の建物)
所要時間(西都ICから):約10分

○バス
 1 JR宮崎駅 高千穂口(西口)バス乗り場「西2」より「200 西都」行きに乗車。
 2 「西都バスセンター」にて降車、西都市コミュニティバスへ乗り換え。
 3 「アグリの大地」にて降車し、徒歩約5分。(便数が少ないため注意)
※コミュニティバスについては西都市ホームページ「西都市の地域公共交通」

 

このページに関するお問い合わせ

担当部署 社会教育課
電話 (社会教育係・文化財係)0983-35-3009
(公民館)0983-43-3479 
(図書館)0983-43-0584
(歴史民俗資料館)0983-43-0846 
(市民会館)0983-43-5048
FAX (社会教育係・文化財係)0983-43-2067(公民館)0983-43-0399(図書館)0983-41-1113(歴史民俗資料館)0983-43-0818
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