子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種に関するご案内

定期接種対象者

 小学校6年生~高校1年生相当の女子

 高校1年生相当の女の子と保護者の方へ

  公費によるHPVワクチンの接種は、令和8年3月31日までです。
  接種は合計3回で、完了するまでに約6か月かかるため、接種を希望する方は、今年の9月までに接種を
  開始することをご検討ください。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

 子宮頸がん予防ワクチン( 2価ワクチン・4価ワクチン)は、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐため、子宮頸がんの50~70%を防ぎます。
 令和5年4月から、9価ワクチンも定期接種に追加されました。9価ワクチンは、子宮がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型に加え、ほかの5種類の感染を防ぐため、80~90%を防ぎます。
 子宮頚がん予防ワクチン(HPVワクチン)を接種することにより、子宮頸がんになる手前の状態を予防する効果が示されています。また、子宮頸がんそのものを予防する効果があることもわかってきています。

積極的勧奨の再開

 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種については、接種部位以外の体の広い範囲で持続する疼痛等について十分な情報提供ができない状況にあることから、平成25年6月から積極的な勧奨が一時差し控えられていました。その後、令和3年11月に専門家の評価により安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。そして子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当とされ、原則令和4年4月から、個別の勧奨が再開されることになりました。
 

ワクチンの種類・接種スケジュール

 2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類があり、間隔をあけて、原則同じワクチンを3回接種することをお勧めします。しかし、医師と相談の上、途中から9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。
 
また、15歳未満で9価ワクチンの初回接種を受ける場合、5か月以上の間隔をおいて2回目接種を受けて接種完了とすることができます。
 接種するワクチンによって接種のタイミングが異なります。
 接種方法については、接種する医療機関に相談してください。

予防接種実施医療機関

 西都市内:いわみ小児科医院、富田医院
 ※かかりつけの医療機関が西都市外の場合は、西都市外でも接種できます。
  事前に医療機関に確認をお願いします。

保護者の同伴

 16歳未満の方が予防接種を受ける際には、原則保護者の同伴が必要です。

 ◎子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種では、13歳以上の方で、あらかじめ接種することについて
  保護者の同意が確認できた場合は、保護者の同伴を要しないものとなっています。
 ※保護者が記入した同意書及び予診票の提出が必要です。
  
 ◎保護者が何らかの理由で同伴できない場合については、被接種者(お子さん)の健康状態を普段より熟知
  し、保護者の代わりを務められる方が同伴することは差し支えありません。この場合、委任状の提出が必
  要です。予診票をお渡ししますので、事前にこども家庭課にご連絡ください。
  委任状.pdf 

予防接種健康被害救済制度

 予防接種の副反応による健康被害は、極めてまれですが、不可逆的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により給付が行われます。

健康被害救済制度とは (外部リンクへ移動します)






このページに関するお問い合わせ

担当部署 こども家庭課
電話 (こども家庭課)0983-43-0376
FAX 0983-41-1382
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