銀鏡臼太鼓踊

市指定無形民俗文化財 銀鏡しろみ臼太鼓踊

指定年月日:平成26年9月1日

銀鏡臼太鼓.JPG 銀鏡臼太鼓踊は、五穀豊穣や無病息災を願い、9月23日の祖霊祭で奉納される。かつては、銀鏡大臼、銀鏡小臼、上揚小臼の臼太鼓踊のほか、各集落で踊られてきた。現在は大臼太鼓が残っている。踊りに用いる数個のかねには、正保4年(1647年)ほか古い年号が刻まれ、伝承の古さを推測させる。
 頭には鳥毛の幟をつけ、陣笠をかぶり、かみしもをつけて脇差を差すのが本来の衣装である。太鼓は、スゲ傘に襦袢じゅばんは白、袴の裾を引き上げて動きやすくし、白足袋に草履を履く。鉦はシュロ皮のバッチョガサ、襦袢は黒に長いままの足が見え隠れする袴を着る。鉦も太鼓も、背にのぼりを担ぐ。静かな奥ゆかしい踊りである。

引用・出典:『西都市史 通史遍 下巻』
第6章民俗 第4節祭礼と芸能 二 風流・踊り 3銀鏡大臼太鼓踊

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