常心塚古墳
更新日:2018年03月23日
国指定史跡 常心塚 古墳
指定年月日:昭和55年3月24日 所在地:西都市大字上三財字常心原
西都市の南西部・三財地区を流れる三財川左岸の標高約60メートルの小豆野台地南端に所在する。周辺には常心原古墳群や常心原地下式横穴墓群が分布する。
後世に常心という僧が、石室内において入定したという伝承から、「常心塚」という名称で親しまれている。
常心塚古墳は墳丘の周囲に沿って外堤をもつ方墳である。墳丘内部に採用されている埋葬施設は不明だが、横穴式石室である可能性が高い。墳頂には祠堂が建てられ、それに登る石段が造られており、削平されている部分も多い。墳丘長は、東西で23.8メートル、南北で25メートルを測る。
常心塚古墳の築造年代は、周溝出土須恵器から判断すると7世紀前半に定点が求められる。
引用・出典:『西都市史 資料編』
考古 古墳時代 28 常心塚古墳
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