松本塚古墳
更新日:2018年03月23日
国指定史跡 松本塚古墳
指定年月日:昭和19年3月7日 所在地:西都市大字三納字松本
市街地の南西約2.6キロメートル、清水原台地の南側に広がる平野東部に位置する。周囲は三納川流域に開かれた水田地帯で、国指定の松本塚古墳を中心に7基の古墳が点在している。
松本塚古墳は、主軸を北北東に向けた前方後円墳である。現存の墳長94メートル、後円部径約47.5メートル、同高さ約7.6メートル、前方部幅約69メートル、高さ約8メートルの2段築成で、地元の人は「船塚」と呼び親しんでいる。
松本塚古墳の西側に近接する円墳の5、6号墳と帆立貝形古墳の2号墳は、松本塚古墳と同一窯製の可能性が高い円筒・朝顔形埴輪を樹立し、5世紀後葉に築造された松本塚古墳の陪冢群である。なお松本塚古墳は、同時期に限れば南九州最大規模の前方後円墳で、男挟穂塚古墳以後に衰退した宮崎平野北部勢力の復活を物語る。
引用・出典:『西都市史 資料編』
考古 古墳時代 22 松本古墳群
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