東米良狩猟用具

重要民俗文化財 東米良狩猟用具

指定年月日:昭和32年6月3日

東米良狩猟用具.jpg 一ツ瀬川上流の山深に位置する東米良は、米良神楽の狩法神事「シシトギリ」にも表現されているように、古来、猪、鹿などの狩猟の盛んなところであった。
 狩猟用具は、皮羽織・タチアゲ(脚絆)・テヌキ(手甲)・ズサンボウ(帽子)などの服装品や、火縄銃や火縄、エンシュ(火薬)入れ・シカ笛・タカウソ(狩猟仲間の連絡や犬との合図に用いた鷹の脛骨で造った笛)・メンパ(弁当箱)などの諸道具、豊漁を山の神に祈る海オコゼ・カノタマ(鹿の胃の中の結石)などである。
 東米良の銀鏡地区や湯之久保地区で収集された狩猟用具一式が29点そろっている、貴重な民俗文化財である。

引用・出典:『西都市の文化財』

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