特定外来生物の「ハイイロゴケグモ」にご注意ください!

令和3年11月24日、西都市内で、特定外来生物に指定されている「ハイイロゴケグモ」が発見されました。生息域が拡大している可能性がありますので注意してください。

宮崎県内では、下記の地域で「ハイイロゴケグモ」が確認されています。
【県内で生息が確認されている地域】
  宮崎市 宮崎港周辺、石崎工業団地、佐土原東工業団地、新名爪、県総合運動公園 など
  日向市 細島港周辺
  日南市 油津港周辺                                                    
  高鍋町 高鍋町役場                                                    
  新富町 上富田、新田
  門川町 船越、加草                                                    
  延岡市 櫛津                                                     
  西都市 妻                                                     
         参照 県庁ホームページリンク

ハイイロゴケグモの生態

【特 徴】

・ゴケグモ属の外来種で、熱帯、亜熱帯に分布しています。
・体長は、オスが約4~5ミリメートル、メスが7~10ミリメートル(脚を除いた部分の長さ)です。
・体の色は、全体的に茶褐色(黒色、白色の個体もいる)で、背中に2~3対の黒い斑紋があります。また、腹部に砂時計状の赤い 模様があり、脚は細長く黒と茶が交互に連なっています。
・巣の形は、一般的な蜘蛛の巣とは異なり、不定形で、綿ぼこりのようにも見えます。
・卵のう(卵がたくさん入っている袋状のもの)は、白くて丸い形をしており、表面に凹凸があります。

【主な生息場所】

・日当たりが良いところ ・排水溝の側面やふたの裏、フェンスの基部やベンチの隙間、庭石や墓石の間や窪みの隙間等に営巣します。

【毒性、習性】

・メスのみが神経毒を持ちますが、セアカゴケグモに比べ毒性及び攻撃性は弱いと言われています。

   参照  ハイイロゴケグモに関するチラシ.pdf

発見した場合の対処等

・繁殖が非常に強く、メスは3年間程度の生存期間で約5000個の卵を産みます。放置すれば大量発生の可能性がありますので、見つけたら必ず駆除してください。
・発見した場合、決して素手で触れないでください。
・咬まれた場合は、局所の疼痛あるいは激痛を感じ、咬まれた部位が腫れて、発汗・発熱などの症状が現れることもありますので、咬まれた箇所を水で洗い流し、できるだけ早く皮膚科等専門の医療機関に受診してください。
・成虫は市販の殺虫剤(ピレスロイド系)で容易に駆除できます。卵のうは踏みつぶす等で確実に駆除してください。駆除後は「燃やせるごみ」で出してください。

発見した場合の対応・問い合わせ先

発見した場合は、駆除を実施して児湯農林振興局( 電話0983-22-1350) にご連絡ください。 

このページに関するお問い合わせ

担当部署 生活環境課
電話 (環境保全)0983-43-3485
(市民生活)0983-43-1589
FAX 0983-43-4865
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