住宅用火災警報器を設置・点検してますか?

住宅用火災警報器を設置・点検してますか?

 住宅用火災警報器の設置がすべての住宅に義務化(西都市は平成23年6月1日より)されて約10年が経過します。西都市の設置率は約80%となっています。未設置の住宅では早急に設置をお願いします。また、設置が義務化されて約10年経過することから、電池切れや故障により火災時に正常に作動しない事例が報告されています。日頃から点検を行い正常に作動することを確認してください。

住宅用火災警報器はどこに設置すればいいの?

設置場所

 住宅用火災警報器は「寝室」として使用する部屋の全てと、2階に寝室がある場合は「2階の寝室」と「階段の上部」に設置義務があります。台所に設置義務はありませんが、ガスコンロの消し忘れなどによる火災を早期発見するためには必要になります。

住警器設置場所.png

住宅用火災警報器の種類

 住宅用火災警報器には、煙を感知する「煙式」と熱を感知する「熱式」があります。
 寝室と階段の上部には「煙式」、台所には「熱式」を設置してください。

設置位置

・天井取り付けの場合

 住宅用火災警報器の中心を壁から60センチメートル以上離します。

取り付け場所2.png

・壁取り付けの場合

 住宅用火災警報器が天井から15~50センチメートル以内にくるように設置します。

取り付け場所1.png

・はりなどがある場合の取り付けは・・

 住宅用火災警報器の中心をはりから60センチメートル以上離します。

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・エアコンなどの吹き出し口付近の取り付けは・・

 住宅用火災警報器が換気扇やエアコンなどの吹き出し口から1.5メートル以上離れるように設置します。

取り付け場所4.png

10年たったら交換しましょう

 住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなる恐れがあります。日頃から点検を行い、10年を目安に交換しましょう。

・日頃の点検方法

 警報機のボタンを押す、またはひもを引いて音を確認します。

住警器イラスト.jpg

 正常な場合、「ピーピーピー」、「ピーピーピー火事です」、「正常です」などと鳴ります。
 ※警報音はメーカーや製品によって異なります。

・警報機の設置年月日や製造年月日の確認方法

 設置年月日は警報機の外部に記入場所が設けてあります。製造年月日は本体を外し、内部を確認してください。
 ※表示場所は、メーカーや製品によって異なります。

住警器イラスト製造.jpg

・どこで購入できるの?

 町の電気屋及び家電量販店、ホームセンター等で購入できます。

・悪質な販売業者に注意してください

 悪質な販売業者は、住宅用火災警報器や消火器を勝手に設置し高額な金額を請求します。中には、消防職員に似せた服装で自宅を訪れることもありますので注意してください。西都市消防本部では、消防職員が住宅用火災警報器や消火器を販売及び設置し代金を請求することはありません。もしそのような訪問がありましたら、即答せず消防本部まで連絡をお願いします。
 金額はメーカーや機種により様々ですが、購入の目安として住宅用火災警報器は国産品で3000円前後、消火器で5000円前後です。不当に高い価格による訪問販売は注意してください。
(悪質な販売業者の手口の例)
 「消防署のほうから来ました。」
 「法律の改正で消火器や住宅用火災警報器を設置しなければいけません」
 「使用期限が過ぎていますので、今すぐに交換してください」
などと言って、購入又は取り付けを勧めますので注意してください。

住宅用火災警報器について詳しく知りたい方はこちら
一般社団法人 日本火災報知機工業会(外部リンクへ移動します)

このページに関するお問い合わせ

担当部署 消防本部
電話 (総務課)0983-43-3234
(警防課)0983-43-2466
(予防課)0983-43-2477
(消防署)0983-43-3003
FAX 0983-42-3910
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