地震などの災害による電気火災対策を!~通電火災にご注意ください~
地震火災対策のチェックポイント(pdf版)
総務省消防庁 火災予防啓発映像「地震火災 ~あなたの命を守るために出来る事~」の制作・発表(3.展開)より抜粋
近年、豪雨や台風、地震などの自然災害により、大規模かつ長時間に及ぶ停電が発生しており、停電から復旧後の再通電時に出火する、いわゆる「通電火災」が発生するおそれがあります。
阪神・淡路大震災では原因が特定された建物火災の約6割、東日本大震災における本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件、そのうち過半数が電気関係の出火でした。
また、近年台風や豪雨により水に濡れた電化製品から出火するケースも報告されています。避難中に通電火災が発生した場合、住民が不在のため、出火時の初期消火が行えず被害が拡大しますので、下記の事項に留意してください。
通電火災の主な原因
風水害発生時
・浸水や雨漏りによる電化製品の故障により、再通電時にショートし発火する。
・コンセントに水分が付着し、再通電時に発火する。
地震発生時
・損傷した配線などに再通電し、発熱発火する。
・転倒した電気ストーブに可燃物(雑誌・じゅうたん・カーテン等)が接触した状態で再通電し着火する。
・再通電時に発生した電気的火花が、漏れ出したガスに引火し、爆発する。
感震ブレーカーが効果的です
感震ブレーカーが効果的です!(pdf版)
出火防止対策
停電発生時
・停電中は電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜く。
・停電中に自宅から離れる際はブレーカーを落とす。
通電再開時
・漏水等により電気機器が破損していないか、配線やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないかなどを確認する。
・建物や電気機器に外見上の損傷がなくても、壁内配線の損傷や電気機器内部の故障により、再通電から長時間経過した後、火災に至る場合があるため、煙の発生等により異常を発見した場合は直ちにブレーカーを落とし、消防署へ連絡する。
日ごろからの備え~まとめ~
・地震発生時に電気を自動的に止める感震ブレーカーが効果的です!
・日常使用する暖房器具については、耐震自動消火装置や転倒OFFスイッチの安全装置付きの物を使用する。
※詳しくは以下、総務省消防庁の住宅防火関係映像資料(外部リンク)もご参照ください。
映像資料などの一覧です (総務省消防庁)
地震火災から命を守るために:住宅防火関係映像資料(外部リンク)
地震火災~あなたの命を守るために出来ること:住宅防火関係映像資料(外部リンク)
また、経済産業省においても注意喚起がなされています。
感震ブレーカーの普及促進(外部リンク)
以下、設置するにあたっての留意点のみ抜粋します。
通電火災やCO中毒などにご注意を(外部リンク)
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