水道に関するQ&A
赤水や白く濁った水がでますが
配水池や配水管の工事・断水などによって、水圧・水流の変化があり、一時的に蛇口から赤水や白く濁った水がでることがあります。赤水が出た場合は、飲用は避けてください。この状態は、水道課が行う配水管の洗管作業を行うことによって改善されますのでしばらくお待ちください。
また、白く濁った水は水道水の中に空気が細かな気泡となり白濁する現象が考えられます。コップなどの容器に水を汲み、しばらく放置すると下の方から徐々に透明になります。空気の混入によるものなので、安全性に問題はありません。
水道水がカルキ臭いのはどうして?
水道水は、水道法によって塩素消毒が義務づけられており、このため浄水場では一定の濃度を保つよう塩素を注入しています。原水の状況などによる注入塩素量の増加や水温、体調などにより普段より強く塩素臭を感じることがあります。臭いの気になる方は、一度沸かして湯冷ましにするか、コップに氷を入れるなど冷やして飲んでいたたければ臭いもあまり気にならなくなります。
水道水中の残留塩素は、人の健康に影響はないと言われています。水道水に塩素臭がするのは、水道水が病原菌から守られている事の表れともいえます。
ポットの中に白い粒がつくのはなぜ?
水道水の中にもミネラル分(カルシウム、マグネシウムなど)が含まれています。ポットに水道水を入れておくとポットの熱で水分が蒸発し、ミネラル分の析出物が白い粒となって残ります。特に問題はありません。
水道水の中に、病原性大腸菌O157は入っているんですか?
病原性大腸菌O157などの大腸菌に対しては、水道水中には検出されてはならないことが水質基準で定められています。また、病原性大腸菌が生きられないように水道水は塩素消毒されていて、みなさまのところにお届けするまで、この塩素の効果は十分持続しています。
蛇口から出る水道水には、残留塩素が1リットル中に0.1ミリグラム以上含まれていて、この濃度では大腸菌は死滅してしまいます。したがって、水道水は安全です。
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