9月10日から9月16日は「自殺予防週間」です。

 自殺対策基本法では、9月10日から9月16日の1週間を「自殺予防週間」と位置づけています。

自殺の現状について

  西都市では、平成29年から令和3年の5年間で41人の方が自殺で亡くなっています。5年間の平均自殺死亡率(※)は26.9人と、全国(16.3人)、宮崎県(18.6人)より高い数値になっています。

 (※)自殺死亡率:人口10万人当たりの自殺者数

自殺はその多くが追い込まれた末の死です

 自殺の背景は、病気や障害などの健康問題、失業や倒産、長時間労働などの社会的・経済的問題、職場や学校、家庭の問題といった様々な社会的要因が複合的に絡み合い、心理的に追い込まれてしまった末のものであり、「誰にでも起こり得る危機」です。

自殺のサインを見逃さないで(自殺予防の十箇条)

 次のようなサインを数多く認める場合は、自殺の危機が迫っています。

 家族等の身近な人がいち早くサインに気付き、早い段階で専門家に相談しましょう。

(1)  うつ病の症状に気をつける(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く)

(2) 原因不明の身体の不調が長引く(不眠、食欲不振、疲労感など)

(3) 酒量が増す

(4) 安全や健康が保てない(治療を中断する、自暴自棄になる)

(5) 仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う

(6) 職場や家庭でサポートが得られない

(7) 本人にとって価値あるものを失う(職、地位、家族、財産)

(8) 重症の身体の病気にかかる

(9) 自殺を口にする 

(10) 自殺未遂におよぶ

                     (厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」より)
 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」(外部リンクへ移動します)

 「こころの耳」は、働く方やそのご家族、職場のメンタルヘルス対策に取り組む事業者の方などに向けて、メンタルヘルスケアに関するさまざまな情報や相談窓口を提供している、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトです。


みんなが みんなの こころのサポーター (私たちにできること)

 自殺を考える人は、「死ぬしかない」と視野が狭まっていたり、「孤立している」と感じています。

 自殺に追い込まれる人を一人でも減らすために、私たちにできることがあります。

 心身のSOSサインが見られる方は、誰にも相談できずひとりで悩んでいるかもしれません。次の4つのうち、どれか1つでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになるでしょう。

《気づく》

 家族や仲間の変化に気づいて、声をかけましょう。

《聴く》

 本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。

《つなぐ》

 本人の気持ちを受け止めてから、専門家や相談機関に相談するように促しましょう。

《見守る》

 温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。

「令和6年度 西都市悩みごと相談窓口一覧」を作成しました。

 令和6年度版 西都市悩みごと相談窓口一覧

  市役所、支所等で配布していますのでご活用ください。

 だれも自殺に追い込まれることのない「西都市」を目指して(内部リンクへ移動します)







                        

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