麻しん・風しん定期予防接種について
麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)により、感染力が非常に強く、肺炎などの重篤な疾病を引き起こす「麻しん」や「風しん」を予防できます。
1歳と小学校に上がる前(年長児)の合計2回の接種を行います。
麻しんとは
麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症します。
症状:発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱
と発疹が出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
風しんとは
風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
症状:不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、
高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。
また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあります。
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、
耳等に障害を持つ(先天性風しん症候群)子どもが生まれることがあります。
対象者
麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の定期接種は、以下の2回です。
第1期:1歳の1年間
第2期:5歳以上7歳未満で、小学校入学前の1年間(年長児)
接種ができる医療機関
いわみ小児科医院・大塚病院(第2期のみ)
※かかりつけの医療機関が西都市外(県内)の場合は、市外(県内)でも接種できます。
事前に医療機関に確認をお願いします。
※県外の医療機関で接種を希望される方
事前の届け出が必要です。
手続きには2週間ほど時間を要しますので、早めの手続きをお願いします。
予防接種健康被害救済制度
予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可逆的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により給付が行われます。
予防接種健康被害救済制度とは (外部リンクへ移動します)
麻しん・風しん定期予防接種について
(外部リンクへ移動します)
このページに関するお問い合わせ
担当部署 | こども家庭課 |
---|---|
電話 | (こども家庭課)0983-43-0376 |
FAX | 0983-41-1382 |
お問い合わせ | こども家庭課へのお問い合わせ |