頭のケガや病気の後から起こる高次脳機能障がい

高次脳機能障がい

 高次脳機能障がいは事故や病気などで脳に損傷を受け、その後遺症などとして記憶、注意、遂行機能、社会的行動といった認知機能(高次脳機能)が低下した状態をいいます。日常生活の中で現れ、外見からは障がいがあると分かりにくく、「見えない障がい」や「隠れた障がい」などと言われています。                                                              

 頭のケガや病気の後から下記症状が多いなと思う方、それ、もしかすると「高次脳機能障がい」かもしれません。

記憶障がい
  • 物の置き場所を忘れる
  • 同じ事を繰り返し質問する
  • 予定や約束を忘れてしまう
  • 聞いたことをすぐに忘れてしまう
注意障がい    
  • ぼんやりしてミスが多い
  • 注意、集中力が低下してしまう
  • 課題に集中し続けることができない
  • 作業を終わらせるのに時間がかかる
遂行機能障がい
  • ふたつの事を同時に行うと混乱する
  • 約束の時間に間に合わない
  • 段取りよく作業できない
  • 行事など急な予定変更に混乱する
社会的行動障がい
  • やる気がなく、前向きになれない
  • こだわりが強い
  • 自己中心的になる
  • ささいなことでイライラしてしまう
その他の症状
  • 手足は動くのに意図した動作や指示された動作を行うことができない
  • 見えていたり触っていたり聞こえていたりするが、それが何なのか、何の音なのか分からない
  • 話す、聞く、読む、書くなどの障がいでコミュニケーションが難しくなる

主な原因

 脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、脳炎、脳腫瘍などの病気による脳の損傷や、交通事故、転倒、転落などの事故による脳損傷など

相談窓口

上記症状でお困りのことがありましたら、「宮崎県身体障害者相談センター」までご相談ください。

電話 0985-29-2556

リンク先 宮崎県身体障害者相談センター

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(高齢者福祉)0983-32-1010
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