日向国分寺跡・木喰五智館について

日向国分寺跡・木喰五智館

 日向国分寺は、奈良時代、聖武天皇によって仏教による国家鎮護の方針の もと、国分尼寺とともに国毎に置かれた寺で、その広さは約4ヘクタールに も及び金堂・講堂・塔などがそびえていたといわれています。

 時代は下り、全国に広まった荘園制により国分寺は衰退し、日向国分寺も 例外ではありませんでした。その日向国分寺を江戸時代再興したのが木喰上 人ですが、住職となって3年後の寛政3(1791)年、国分寺は火災により消 失しました。翌年、国分寺再建の大願を立て、伽藍の再興に着手するととも に、五智如来像の彫刻にも取りかかりました。それが現存する宝生・薬師・ 大日・阿弥陀・釈迦の五智如来像であります。

 木喰五智館は、その五智如来像を安置するためのもので、平成7年度に国 分寺跡の一角に建てられました。

木喰五智館
入館料 無料
入館時間 8時30分~17時

昭和9年4月17日県指定(日向国分寺跡)
所在地:西都市大字三宅・国分

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