南方神社神面(二面)

市指定美術工芸品 南方神社神面(二面)

指定年月日:平成22年7月1日  所在地:西都市歴史民俗資料館

南方神社神面.JPG この神面は南方神社に伝承されていたもので、室町時代末期に作成されたものである。老女面には、両頬にえくぼが見られ、髪毛の書き方は神楽面の女面の形式をとっている。裏面には墨書で「文亀二歳(1502年)」を記されている。作成年代がわかる貴重な面であり、能面の歴史を考えるうえで重要な位置を占めている。尉面じょうめんは、老翁の表情を表している。能面の尉面と全体的に似ているが、額中央を盛り上げ目尻を垂れているところは異なっている。能面の尉面の系譜にあり、能面が完成する以前の形式と思われる。裏面には老女面同様に墨書きが見られる。
 この2面は、能面の系統であるが、これと同じ能面は今日の完成された能面にはなく、古い能面が神楽の中で使用されていたものと思われる。いずれにしても、古い能面の特徴とともに、近世神楽面の特徴を備えていることは注目される。

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