三納吉田盆踊

市指定無形民俗文化財 三納吉田盆踊

指定年月日:平成10年6月30日

吉田盆踊.jpg 一般的に、盆踊りは8月13日から16日にかけて踊られる。盆に招かれてくる精霊をなぐさめ送るためのものと考えられ、新盆の家や墓でも踊られる。三納地区では、盆の行事も丁寧に行われてきた。吉田の盆踊りは、10日から14日まで、新盆の精霊の家を回って踊られる。昔は新盆に関係なく、個人の家からも踊りを依頼されれば踊っていた。踊りに参加する人も多く、青年も多かった。音頭の良さにひかれて踊りについて回る人もいて、1年の中では多くの人々が集まる楽しみの場ともなっていた。
 この踊りの由来は、天正時代に都於郡で布教を進めた、一遍上人開祖の時宗同念上人によって踊られた念仏踊が盆の踊りとして伝えられたとしている。その内容も時代とともに変化し、尾泊村の心中物語の内容が三納盆踊の元歌として歌い継がれてきたことを由来としている。三納吉田村の小間物商人長兵衛と尾泊村村長で宿場亭主の娘おさよの悲恋物語の口説きが、三納盆踊の元歌となっている。
 衣装は、男女とも花笠をかぶり、揃いの浴衣に帯を締め、草履履きのいでたちである。男性は帯も草履も黒色、女性は両方赤色に統一され、踊りによって、団扇・ハンカチ・竹製の打楽器を左右の手にはめる「四つ竹」を用いる。揃いの緑色の法被を着た歌い手1名、三味線2名、太鼓1名、拍子木1名が踊りをリードする(本来は歌い手2名、笛1名)。

引用・出典:『西都市史 通史遍 下巻』
第6章民俗 第4節祭礼と芸能 二 風流・踊り 4三納吉田の盆踊

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