イヌマキ等の害虫(キオビエダシャク)被害にご注意ください!!
更新日:2023年04月03日
本来、宮崎県にはいなかった害虫による樹木への被害が発生しております。
イヌマキ等(イヌマキ、ナギ、ラカンマキ、ヒトツバ)の害虫である「キオビエダシャク」の生息が本市でも確認されています。
今後の被害の拡大が懸念されますので、ご自宅の庭にイヌマキ等がある方は十分注意してください。
■キオビエダシャクとは
成虫は、全体的に濃い紺色で、羽に黄色の帯がある美しい蛾(体長2cm程度、開張5cm程度)で、昼間飛び回ります。幼虫は5cm程度のシャクトリムシで、頭、尻及び側面がオレンジ色で、他の部分は灰色と黒色のまだら模様をしています。
幼虫のみが、マキ科のイヌマキとラカンマキ、ナギの葉を食害します。全葉食害を繰り返すと樹木が枯死する場合もあります。
●キオビエダシャク成虫・幼虫の写真
防除方法
幼虫の発生が少ない場合は、木を揺すって落ちた虫を捕殺します。
幼虫が大量発生しているときは、薬剤散布が効果的です。ただし、薬剤散布は幼虫には効果がありますが、
成虫、卵及びサナギには効果がありません。
- (1)薬剤散布を行う前には、あらかじめ近所の方にも連絡し、また、周辺の農作物や通行人等に飛散しないように注意しましょう。
- (2)薬剤散布は、風がないときに、日中の暑い時間を避け、朝夕の涼しい時間帯に行い、薬剤がムラなく葉の裏にもかかるようにしましょう。(幼虫は葉の裏にもいます。)
- (3)薬剤の使用にあたっては、ラベルの説明書を必ず読んで、記載内容に従って正しく使用しましょう。
- (4)薬剤の希釈倍数を間違えないように注意しましょう。(決められた希釈倍数より濃い濃度での散布はできません。)
- (5)薬剤散布を行う際は、薬剤が体に付着しないようにマスク、手袋、帽子、長靴、雨合羽などを着用しましょう。
- (6)薬剤散布後はただちにうがい、洗眼を行い、また手足等を石鹸で洗い、衣類は下着まで着替えましょう。
- (7)住宅地等における農薬使用については農林水産省のリーフレット(PDF:1,005KB)をご参照の上、周辺住民や子供等へ健康被害が生じないよう注意しましょう。
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